「虚仮の後思案」と似たり


by ta-niiyan
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カテゴリ:GIS( 33 )

行ってきました京都へ。
「そうだ。行こう。京都へ。」みたいな感覚で行ったのですが、予想以上にハードでした。
忘れないうちに、シンポジウム中にとったメモを少し整理して記録。
iPadにキーボード接続して入力すると以外にも長文になってしまいました。

<基調講演>
・村山祐司「GISを活用した歴史的な統計の時空間分析」
 講演題目は、あくまでも一般的なものであるが、実は内容も一般的。だからと言って、誰でもできることではない。筑波大学の中で空間情報科学分野をつくられ、"Field GIS Station", "SDAM:Spatial Data Analysis Machine"の開発、研究分野を超えた"筑波大学GIS研究教育コンソーシアム"の運営など真正面な姿勢に感激しました。
 大規模なデジタル化やアーカイブ、貴重または囲い込みデータの分析で研究成果をうたう様子を見ることもありますが、それらとは違いますね。地道な積み重ねとかっこたる方向性を持っておられているからこそ、成し得ているものだと感じました。
 印象に残った言葉が、「空間的思考の醸成」。無機質とも思える統計情報を取り扱い研究する上で重要な要素でしょう。一つの数字や言葉が有する空間的意味合いを把握し、管理・分析・発信することに改めて気付きました。

<第1部 歴史的地理情報の作成>
 司会の川口先生からHistorical GISの課題4つが述べられたが、記録できず。でも、そんなに重要じゃあなさそうとその時は思ったな。多分、直ぐ目の前にある課題であり、「それで?」ってな感じの印象だったような。

・山田奨治「近代地図の電子化状況について」
 @Say-noさんの辛口つぶやきに譲ります。

・森洋久「日文研の時空間情報をベースとしたデータベース構築」
 Globalbaseを作成され、今度は日文研のDBを統合するに挑んでおられるとのこと。地図上の地名とその座標を関係付けるGazetter DBの考え方が興味深かったです。
 これは、基礎機能として次の2つをもつ。簡潔な考え方です。
 #1 地名から(地図, 座標)を引く。解は複数(場所)ある可能性あり。
 #2 (地図, 座標)から地名を引く。解は複数ある可能性あり。

・関野樹「研究資源共有化事業(人文機構)の時空間システムについて」
 ユリウス通日という言葉を覚えました。あと、やはりMetadataではなく、Contents dataそのものを扱う魅力は大いにあるのですね。時間展開を軸に考えるGT-Timeの開発に力を入れて欲しいです。そうそう、このApplicationはSourceも公開されているそうです。

<第1部 コメント>
・矢野桂司
 地物名を点で扱うのか、線または面で扱うのか。正解が一つではないだろうが、ちゃんと目的に沿っているかどうかを第三者が判断できる様に、表明しておくのは大事ですね。

・小方登
 物事の同一性と相違性の認識について、コメント。「桂」 と「かつら」を意味的、地理的、音声的などなど、どのレベルで認識しているかを意識する大切さを学びました。
 もう一つ重要な視点として、時間の認識についてコメント。GISにて空間を表現する場合、ベクタとラスタに大きく区分されている。時間はどうか。時間についても「充填モデル(時間の集合、ラスタ風?)」と「イベントモデル(ある一点でのできごと、ベクタ風?)」があるのではということ。まだ、私の中では消化しきれていないが、とても興味深い視点です。周期性などが次の問題かな?
 ああ、あともう一つ。プレゼン時も投影法に気を使いませんか、とのコメント。球面ディスプレイでの発表があっても良いと思いますね。次のG空間EXPOでは、そんな試みはあるのかな?

<第1部 質疑応答>
 @yaskondoさんに任せよう。

<休憩>
 どうやら、狭い世界らしい。なぜ、私はココニイル?

<第2部 情報資源の分析からみえてくること>
・中西和子「編纂経緯からみる古事類苑・地部ー二人の編集者、三浦千畝と加藤才次郎ー」
 文献についてもちゃんとリストをつくって、整理します。ごめんなさい。久しぶりに資料が見つかったそうなんですって。

・相田満「歴史地名のオントロジとGISー『大日本地名辞書』を腑分けして見えてくるものー」
 「地名形態素」とか色々と聞きなれない言葉にびっくり。ヘボン式表記が思った以上にあるともね。話が大きすぎて理解が及んでいませんが、歴史学におけるGISの利用の新たな一面を見ることができたと思っています。余談ですが、発表にあった地名と名字の相関性検証は面白かったな。自分自身に関係があることですしね。アコは「阿児」と表記し、「阿児町」と同じですが、こちらの読みは「アゴ」。「アゴ湾」は阿児町近くに在るが、表記は「英虞湾」。(;゜0゜)

・出田和久「条里・条坊関連史料データベースについて」
 今回、聞きたかった発表です。文化財探査の結果が、当然ながら考古学だけではなく、歴史地理学でも有用であるとわかり、嬉しく思った次第。なんとしても、次の一手を実現したいな。

<第2部 コメント>
・柴山守
 歴史的時空間情報を扱う場合に、史資料自身の研究がもちろん重要、とのコメント。履歴・参照・比定を怠らず行い、史資料を利用する規則・根拠を明示することの重要性を改めて認識できました。

・波江彰彦
 史資料に表れる作り手のパーソナリティに着目することの面白さを知りました。画像へのアノテーションがこれからはもっと重要になってくるように感じました。

<全体を通じての個人的感想>
・初見の分野が多かったので、勉強になりました。でも、全体を通じても未だ歴史的時空間情報なんてものは見えません。あるのかしらん?
・日文研は遠い。「中村軒」と「十兵衛」がなければ挫けてた。
・帰りはタクシーを呼んでくださった。助かりました。
・終わった後に行ったお店でのピザと2軒目のモヒートが美味かった。

以上、私の野帳より。
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by Ta-niiyan | 2010-09-14 01:23 | GIS
當山さんのBlog「やまもも書斎記」より、備忘録として記録。
日文研は遠いのだよ。

シンポジウム「日本の歴史的時空間情報の現在」

開催趣旨:
 地理情報システム(GIS)が社会の各方面で活用されていくなか、歴史や文化の研究にその技術を適用することで研究の新しい地平を拓く、歴史地理情報システム(H-GIS)の試みが芽生えつつあります。H-GIS研究をさらに展開するためには、その基盤となる歴史的
地理情報を電子化し、情報資源として共有していかなければなりません。その上に立って、H-GISでどのような研究が可能になるのかを議論する必要があるでしょう。本シンポジウムでは、日本の歴史的時空間情報に焦点を当て、H-GISのための情報資源作成の動向と、電子化された情報をもとにした研究事例を紹介し、これからの方向性について議論します。

日時:平成22年9月11日(土)13:30~18:05
会場:国際日本文化研究センター・第1セミナー室
交通案内:http://www.nichibun.ac.jp/info/access.html
(当日は正門が閉まっています。山側の北門よりお入り下さい。)
事前申込み不要・聴講無料

プログラム
13:30~13:35
ごあいさつ:山田 奨治(日文研)

13:35~14:15
基調講演:村山 祐司(筑波大)
「GISを活用した歴史統計の時空間分析」
(地理情報システム(GIS)が社会の各方面で活用されていくなか、歴史や文化の研究にその技術を適用することで研究の新しい地平を拓く、歴史地理情報システム(H-GIS)の試みが芽生えつつある。H-GIS研究をさらに展開するためには、その基盤となる歴史的地理情報を電子化し、情報資源として共有していかなければならない。その上に立って、H-GISでどのような研究が可能になるのかを議論する必要があろう。本シンポジウムでは、日本の歴史的時空間情報に焦点を当て、H-GISのための情報資源作成の動向と、電子化された情報をもとにした研究事例を紹介し、これからの方向性について議論する。)

14:20~16:00
第1部 歴史的地理情報の作成
司会:川口 洋(帝塚山大)

発表者:
山田 奨治(日文研)「近代地図の電子化の状況について」
(日文研・山田研究室にて進めてきた、近代地図の電子化の進行状況について発表する。)

森 洋久(日文研)「日文研の時空間情報をベースとしたデータベース構築」
(長年にわたって様々な手法で構築されてきた日文研の数十種類のデータベースを、時空間情報をベースに統一的な手法で再構築を行う計画である。その目標と方法について発表する。)

関野 樹(地球研)「研究資源共有化事業(人文機構)の時空間システムについて」
(人間文化研究機構の研究資源共有化事業および関連事業で構築が進められている地名辞書等の基盤情報および時空間解析ツールについて報告する。)

コメンテータ:矢野 桂司(立命館大)、小方 登(京都大)

16:00~16:20 休憩

16:20~18:00
第2部 情報資源の分析からみえてくること
司会:尾方隆幸(琉球大)

発表者:
中西 和子(日文研)「編纂経緯からみる古事類苑・地部―2人の編集者、三浦千畝と加藤才次郎―」
(古事類苑・地部は、明治38~40に三浦千畝・加藤才次郎により作成された。2名の担当部分、および頻出典拠文献について報告する。)

相田 満(国文研)「歴史地名のオントロジとGIS―『大日本地名辞書』を腑分けして見えてくるもの―」
(文化的産物たる「地名」の分析には、オントロジにおける上位概念の「場所」とは、位相の異なる発想が必要で、時に意外な様相も見せてくれる。)

出田 和久(奈良女子大)「条里・条坊関連史料データベースについて」
(GISを利用し、条里・条坊関連文献史料に含まれる地理情報を統合したデータベースの構築の目的と現況について報告する。)

コメンテータ:柴山 守(京大)、波江 彰彦(大阪大)

18:00~18:05
クロージング

主催:平成19~22年度日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(A)「近代日本の歴史的時空間データマイニングのための基盤整備」(代表者:山田奨治)

問い合わせ先:
国際日本文化研究センター・研究部・山田研究室(担当:中西)
電話:075-335-2100(内線3405)
ファックス:075-335-2090
電子メール:marilyn ■ nichibun.ac.jp
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by Ta-niiyan | 2010-08-26 12:42 | GIS
一年ぶりにArchaeo-GIS Workshopが開催されます。
今回は、初の関西開催で、6回目になる計算です。
テーマは、「考古学における紙地図資料のGISデータ化とその利用」という基本。基本あっての応用。基本練習は常にしないといけません。


開催テーマ:Archaeo-GIS Workshop Round 6
     「考古学における紙地図資料のGISデータ化とその利用」

開催日時:2010年5月29日(土)、30日(日)

開催場所:京都大学 吉田南キャンパス 吉田南1号館2階 「1共22演習室」
     http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_ys.htm

参加無料ですが、定員が30名。かなりの貴重です。先着順ですので、お早めに。
一日だけ、一部分だけの参加も歓迎です。
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申込と当日のタイムテーブルはこちら
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by Ta-niiyan | 2010-04-22 01:34 | GIS
お知らせです。
第6回GISコミュニティフォーラムの案内を頂きました。
下記の要領で開催されるようです。

第6回GISコミュニティフォーラム
場所:東京ミッドタウン
日時:2010年6月3日(木)〜4日(金)
入場無料・事前登録制
くわしくはこちら

yasknさんは、ArcGIS10が気になるようですし、僕なんかはリコーさんの「GPS対応デジタルカメラの紹介」とか気になる。去年はSOKKIAとの連携を紹介していたがどうなっているんだろうな。あとは、まあ、ぼちぼちと。Archaeo-GIS Workshopでこのフォーラム内容をフォローとかしてくれないかな。
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by Ta-niiyan | 2010-04-05 19:27 | GIS

GIS Day in 関西 2009

関西組の人は、参加されるのでしょうかね。
GIS Day in 関西 2009

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by Ta-niiyan | 2009-08-17 13:06 | GIS
近江貝塚研究会7月例会のお知らせをいただきました。
以下、ご案内です。

■日時:7月25日(土)午後1:30〜午後6:00
■場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室
    http://www3.ocn.ne.jp/~shiga-mc/chizu-access.htm

■プログラム 「特集:新たな視点から縄文時代を問う—特にGISと実験考古学を用いて—」
      
□研究報告1  久保 浩一郎 「打製石斧による穴掘り実験報告」

要旨 打製石斧は縄文時代を代表する石器であり、土掘り具としての機能が定説化している。しかし、土掘り具としての使用実験はほとんど行われておらず、具体的用途は石器に観られる使用痕からの推定が主体となっている。そこで、実際に打製石斧の製作から着柄、穴掘り実験を行うことで、打製石斧の機能性、石斧形態による機能差の有無等について検討できるのではないかと考え、実験を行った。本発表では、製作から使用に至る過程での作業上の所見と、実験結果を報告したい。
   (日本海航測株式会社 http://www.nihonkai-as.co.jp/bnkz_bnkz.html

□研究報告2  中村  大 『景観を読み解く-スケールとコンテクストの概念を用いながら』

要旨 近年、日本考古学の論文で「景観」の用語をしばしば見る。景観とは、日常生活を通じて経験される物質的・可視的な存在であるとともに、物質的諸要素を関連づける社会的関係や象徴的意味群を含むイメージでもある。本発表では景観の2つの基本的特徴、第1に景観の形成・変化には種々の社会的コンテクスト(状況)が関与すること、第2に景観とコンテクストは一定の空間的・時間的広がり(スケール)を有することに着目し、北海道や北陸地方の事例を中心に、景観変化の社会的意味を考察する一方法を提案する。
   (総合地球環境学研究所(研究室15)http://www.chikyu.ac.jp/neo-map/
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by Ta-niiyan | 2009-07-02 19:16 | GIS
毎度のギリギリBoysの真価を発揮してのWorkshop開催通知です。

この度、6月6日(土)に5回目?となるArchaeo-GIS Workshopを開催いたします。
今回のテーマは、「写真」と「位置情報」です。
今では、野外調査や散歩などの世界では、すっかりおなじみであり、Webでもたくさんの情報がありますが、実際に使ったことのある人は少ないのではないでしょうか?
Workshopでは数種類のGPSを体験でき、さらにその後のデータ処理や活用法も実際に経験できます。ご興味のある方は、是非、ご参加くださいませ。
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by Ta-niiyan | 2009-05-26 16:14 | GIS

久々だ、行ってみよう。

近江貝塚研究会から4月例会のお知らせをいただきました。
それにしても、毎月続ける努力はすごいですね。
今回は、情報系の特集。行っとかないと駄目かな?
さて、予定が詰まって来ましたよ。

以下、お知らせメールより転載

近江貝塚研究会(http://psyco.jp/ours/)------------------------------------   
■日時:4月18日(土)午後1:30〜午後6:00
■場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室
    http://www3.ocn.ne.jp/~shiga-mc/chizu-access.htm

■プログラム
特集「我々は何を学べるか?(2)考古の可能性を広げる・情報システムの理念と活用」

□研究報告1  藤本 悠 「情報の標準化・体系的整理とその展望(仮題)」
要旨 考古学研究にデジタルデータを用いた研究は増加しつつあるが、データベースは個人依存の傾向が強いのが現状である。個人レベルのデータには「量」と「質」の両側面において限界があり、データの限界は分析手法の選択肢を限定する。データに振り回された揚句に、期待していた結果を得れないことも少なくない。この問題を解決するためには、詳細かつ多様なデータを相互利用できる環境が必要があり、そのためには「情報の標準化」が重要な課題となる。
 標準化の問題に対して、有効な手段となり得るのがISO 19100シリーズ(地理情報標準)という国際標準である。同標準は、「時間」と「空間」という視点で情報を設計し、データ化するための方法を定めた国際標準であるが、同標準を用いることで時空間に関する情報のみならず、様々な情報を体系的に整理することができる。
 本発表ではこの標準に準じた情報構築の事例や、情報管理を支援するシステムを紹介する。また、体系的に整理された情報によってどのような研究が可能になるか、統計とも、シミュレーションとも異なるITMA(理念型モデル化分析法)という研究手法を通してこの課題を議論する。
(同志社大学大学院)

□研究報告2  近藤 康久 「GISを用いた関東地方縄文時代網漁業の研究」
要旨 縄文時代の網漁業については、1970年代の渡辺誠氏による網漁具の全国的な集成以降、資料数が爆発的に増加したた め、再検討の余地がある。近年普及の進んだ地理情報システム(GIS)は、大量のデータを縮尺自在に地図化するのに有効である。そこで、これを活用し、遺跡周辺レベルのサイト・キャッチ メント分析や地域レベルの密度分析を組み合わせて、関東地方における網漁技法と漁場の変遷をより高解像度で復元してみたい。
(東京大学・日本学術振興会)

※今後の予定
第187回 5月例会 5月23日(土)
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by Ta-niiyan | 2009-03-21 13:34 | GIS

濃尾平野

濃尾平野の5mメッシュ標高データが刊行された。
すごいね。残念ながら、この地域に関わりがあまりない。悔しい。
「数値地図5mメッシュ(標高)濃尾平野」
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by Ta-niiyan | 2008-08-07 16:10 | GIS

GIS Day in 東京 2008

8月25、26日に首都大学東京にて、「GIS Day in 東京 2008」が開催されるとのことです。GIS講習会は面白そうです。Archaeo-GIS workshopでやりたいのは、こういうものの、もっと講師と受講生の隔たりが小さい形式ではないのかなと感じます。
興味のある方は是非是非。

・首都大学東京 地理学教室 のホームページ
http://www.ues.tmu.ac.jp/geog/
  
・「GIS Day in 東京 2008」 開催のお知らせ (第三報)
http://www.ues.tmu.ac.jp/geog/announce/2008/gisday2008_03.htm

・「GIS Day in 東京 2008」 リーフレット (PDF形式:953KB)
http://www.ues.tmu.ac.jp/geog/announce/2008/pdf/GISDay2008flyer.pdf
    
・「GIS Day in 東京 2008」 講習会申込みページ
http://www.ues.tmu.ac.jp/geog/announce/2008/gisday2008application.htm

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by Ta-niiyan | 2008-07-18 10:40 | GIS